ダイヤグラムの対称性
基本20
ある川のA地から12kmはなれた下流にB地があります。AB間を下図のように往復する船P,Qがあります。船の静水上の速さは同じです。出発して2時間35分後にBから7.2kmのところで2度目にすれちがいました。船の上る速さと流れの速さをもとめなさい。
解説
グラフをさかさまにしても、元に戻る。グラフの対称性から、1回めの出会いはB地から 12ー7.2=4.8kmの地点となる。このことから、上り下りの速さの比は 2:3となる。またPは1時間35分の間に12km下り7.2km上った。つまり道のりの比は 5:3となる。以上を表にまとめると
上り 下り 速さ 2 3 みちのり 3 5 時間 9 10 上の表で、みちのり÷速さ=時間 より 3÷2=3/2 5÷3=5/3 3/2:5/3=9:10 となる。
よって、7.2km上るのに 1°35′÷19×9=3/4時間かかり 7.2÷3/4=9.6km/時の速さとなる。
また、下りは 9.6×3/2=14.4km/時の速さで、流れの速さは (14.4ー9.6)÷2=2.4km/時
答え 上り9.6km/時 流れの速さ2.4km/時
考察
ダイヤグラムが威力を発揮する問題です。また、みちのりの比を速さの比で割って、時間の比を出すことが思い付きにくいかもしれませんが、表解をふだん使い慣れていれば簡単でしょう。