10年度灘2日目
3.
1辺が1cmで,表面が白色の立方体をすき間なく積み重ねて直方体を作っておく。まず,
その直方体の表面全体を赤色にぬったところ,2面だけが赤色である1辺が1cmの立方体は
100個であった。次に,赤色の面のある立方体を全部はずして,残った直方体の表面全体を
黄色にぬった。次に,黄色の面のある立方体を全部はずして,残った直方体の表面全体を青
色にぬった。さらに,青色の面のある立方体を全部はずしたところ,1辺が1cmの立方体56
個でできた直方体が残った。この直方体の表面全体を緑色にぬって,色ぬりは終わった。次
の各問いに答えよ。
(1) 最初の直方体のたて,横,高さの和を求めよ。
(2) 最初の直方体は,1辺が1cmの立方体を何個用いて作られていたか。
(3) 色ぬりが終わったとき,最初の直方体をつくるのに用いられた1辺が1cmの立方体のう
ち,1面だけが白色から他の色に変わっている立方体は何個あるか。
解説
(1)たて、横、高さがそれぞれ4本ずつあるので、1本ずつの和(1図の赤い線3本の和)は100cm÷4=25cmで、これに図の青い線の長さの合計6cmをたしたものが、最初の直方体のたて、横、高さの和となる。よって、25cm+6cm=31cm
答え 31cm
(2) 立て、横、高さの積が56だから、3つの数の積に分解すると56=2×4×7または56=2×2×14となるが、1回外側の立方体を取り去ることによって、長さが2cmずつ減るので、3回くりかえすと、6cm減ることになる。つまり、最初の直方体の辺は、 2cm4cm7cmのとき(2+6)cm+(4+6)cm+(7+6)cm=31cmとなり問題に適する。2cm2cm14cmのときは、 (2+6)cm+(2+6)cm+(14+6)cm=36cmとなり、問題に適さない。
よって、立方体の個数は、8×10×13=1040個
答え 1040個
(3) 2図の黒い部分の立方体が、1面だけ他の色に変わるので、
まず赤に変わるのは、(8ー2)×(10ー2)+(10ー2)×(13ー2)+(8ー2)×(13ー2)=202個
次に黄に変わるのは、(6ー2)×(8ー2)+(8ー2)×(11ー2)+(6ー2)×(11ー2)=114個
次に青に変わるのは、(4ー2)×(6ー2)+(6ー2)×(9ー2)+(4ー2)×(9ー2)=50個
最後に緑に変わるのは、(2ー2)×(4ー2)+(4ー2)×(7ー2)+(2ー2)×(7ー2)=10個
以上より6面を合計すると、(202+114+50+10)×2=752個
答え 752個