まめ電球の明るさ        

基本11

 同じ豆電球と電池をたくさん準備し、それらをどう線(電気をよく通す電線)を用いて、図1から図5のような電流回路(電気が流れるようにした通り道)を作った。これについて問い1から問い4に答えなさい。ただし図中の◎はまめ電球を、‖は電池を表しています。

(2003年 大阪星光)

設問1へ 設問2へ 設問3へ 設問4へ

問い1 図2のまめ電球bの明るさを図1のまめ電球aの明るさと比べるとどのようになりますか。次のア〜ウから1つ選び、記号で答えなさい。

ア. bはaと同じ明るさである。

イ. bはaより暗い。

ウ. bはaより明るい。

問題にもどる

解説1へ

問い2 図3のまめ電球cの明るさを図1のまめ電球aの明るさと比べるとどのようになりますか。次のア〜ウから1つ選び、記号で答えなさい。

ア. cはaと同じ明るさである。

イ. cはaより暗い。

ウ. cはaより明るい。 

問題にもどる

解説2へ

問い3 図4のまめ電球d,eの明るさを図1のまめ電球aの明るさと比べるとどのようになりますか。次のア〜キから1つ選び、記号で答えなさい。

ア. d,eともaと同じ明るさである。

イ. d,eともaより明るい。

ウ. d,eともaより暗い。

エ. dはaより明るく、eはaより暗い。

オ. dはaより暗く、eはaより明るい。

カ. dはaと同じ明るさで、eはaより明るい。

キ. dはaと同じ明るさで、eはaより暗い。

問題にもどる

解説3へ

問い4 図5のまめ電球f,gの明るさを図1のまめ電球aの明るさと比べるとどのようになりますか。次のア〜キから1つ選び、記号で答えなさい。

ア. f,gともaと同じ明るさである。

イ. f,gともaより明るい。

ウ. f,gともaより暗い。

エ. fはaより明るく、gはaより暗い。

オ. fはaより暗く、gはaより明るい。

カ. fはaと同じ明るさで、gはaより明るい。

キ. fはaと同じ明るさで、gはaより暗い。

問題にもどる

解説4へ

解答解説へ

印刷用ページへ

   

解説

問い1 直列つなぎの電池÷直列つなぎのまめ電球=まめ電球の明るさ です。これは電池を電圧まめ電球を抵抗まめ電球の明るさを電流と考えるとオームの法則そのものです。

図1では、この公式にあてはめて、まめ電球aの明るさすなわち電流の大きさは 1÷1=1 となります。まめ電球bでは、どうでしょうか。図2の2つのまめ電球を1つの電球とみなすと、これを合成抵抗と言いますが、並列つなぎでは、次のような公式があります。

並列つなぎの合成抵抗=まめ電球の数の積÷まめ電球の数の和

分数で、「和分の積」と覚えましょう。これより、1×1÷(1+1)=1/2 が図2の電球の合成抵抗になります。したがって、回路全体には 電池÷電球=明るさ の公式より

1÷1/2=2の電流が流れます。ところがこの2の電流は、2つの電球に分かれて流れるので、

2÷2=1の電流が電球bに流れます。よって、bはaと同じ明るさです。

答え ア

設問1へ

問い2 電池が直列に2個、電球も直列に2個つながっているので、2÷2=1 の明るさになります。

答え ア

設問2へ

問い3 図4では合成抵抗が、2×1÷(2+1)=2/3 となります。回路全体を

2÷2/3=3の電流が流れますが、電球2個の部分と電球1個の部分を電流は1:2に分かれて流れるので、電球dの明るさは1、電球eの明るさは2となります。

答 カ

設問3へ

問い4 図5では合成抵抗が、1+1/2=3/2 となるので、回路全体を流れる電流は

2÷3/2=4/3 となります。電球fにはこの電流が流れるので、明るさは4/3です。電球gにはこの電流が1:1に分かれて流れるので、明るさは2/3です。

答 エ

設問4へ

考察

特に問い1では答をイとしやすいので要注意です。合成抵抗の意味をしっかり理解して下さい。問い3では、流れる電流の大きさは抵抗に反比例することを使っています。実際には、まめ電球の数の逆比が電流の大きさの比です。また、並列つなぎの合成抵抗=まめ電球の数の積÷まめ電球の数の和 ですが、直列つなぎでは、直列つなぎの合成抵抗=まめ電球の数の和 です。合成ばねの強さの場合と比べると、直列並列が正反対になっています。電気の合成抵抗は、ばねと逆と覚えましょう。

問題にもどる

まめ電球のまとめ

もどる